病院の中庭です。春には一面タンポポの花が咲きます。当医局が「お花畑」状態という意味ではありません。念のため。

2011年8月3日水曜日

医局スタッフOより ~マディソンのACT関係者来訪~

 今年6月米国ウィスコンシン州マディソン市の精神保健福祉の関係者7名が当院のリハビリテーションセンターを訪れました。
 ジョー・大山・ミラーさんらメンバーは帯広マディソン交流会の事業として時折来帯されており、当センターの訪問は2度目となります。
 今回は当センターACT―Hとのミーティング等の交流が図られました。


マディソンはACT(包括型地域生活支援プログラム)の発祥の地です。今もプログラムを検証しながら、マディソンのACTはコミュニティ・プログラムとして活動をし続けています。日本のACTの活動が地域の行政に十分に認められない現状にありますが、メンバーの方々からコミュニティにACTが必要だとの言葉をいただき、大変勇気づけられました。
また、今回の来訪メンバーにはNAMI(全米精神疾患患者家族会)の方もいらっしゃいって、いろいろと話を聞かせていただくことができました。
日本においても家族会の支持のもと行政の理解を得ながらACTが急速に普及するよう取り組んで行かなければという思いを強くしています。

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