病院の中庭です。春には一面タンポポの花が咲きます。当医局が「お花畑」状態という意味ではありません。念のため。

2012年3月31日土曜日

人生足別離

ご無沙汰しています。3月最後の一日となりました。
 病院では連日のように送別会が催されています。今日はこれから病棟の看護師さんたちの送別会に出席します。先日は、転勤する事務長さん始め事務職員中心の送別会、そして翌日に総看護師長さん、病棟師長さんの送別会があり、昨日の辞令交付式と続きました。特に苦楽をともにした仲間たちが職場を去っていくのは流石に感慨深いものです。さよならだけが人生ですかねぇ。皆さんのご健勝とこれからのご活躍を祈りたいと思います。そしてそれぞれの立場で精神障がいを持つ人たちへの理解と関心の輪を広げていってほしいと願うものです。
 医局では、1名の後期研修医が先日精神保健指定医の申請を済ませて、2月で当院を退職しました。昨年の12月から1月にかけて指導医5人で分担して、ケース・レポートの作成指導に当たりました。お疲れ様。5月には新たに後期研修医として1名の先生が赴任することになっています。他科での臨床経験の豊富な先生ですので楽しみにしています。
 病院の体制も新年度から大きく変わります。付属施設の音更リハビリテーションセンターが27年間の歴史に幕を降ろして病院内に統合され、新たにリハビリテーション科として活動を続けることとなります。精神保健福祉法から障害者自立支援法への移行で廃止された生活訓練施設(援護寮)の機能が終了となる以外は、これまでセンターが担ってきた機能を全て継承することとなり、精神科デイケア、ACT(包括型地域生活支援プログラム)などを中心に精神科リハビリテーションに取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。(東端)