病院の中庭です。春には一面タンポポの花が咲きます。当医局が「お花畑」状態という意味ではありません。念のため。

2014年5月3日土曜日

早朝ゴルファー2014年


早朝ゴルファー2014年 53
お久しぶりです。精神医学を全く語らない医局員Hです。今年もゴルフシーズンが到来しました。4月からは新採用医師が3名もあり、医局も活気付いています。残念ながら誰一人としてゴルフをする人が居らず、今年も相変わらず一人で早朝ラウンドすることが多くなりそうです。
  53日 音更町十勝カントリークラブ 曇 程よく暖かく 微風 4時40分スタート

夜明け前が一番暗いThe darkest hour is just before the dawn.

本来は「苦難や雌伏の期間は、終わりかけの時期が最も苦しい。それを乗り越えれば事態が好転するだろう」という意味です。早朝ゴルファーHにとっては「AM3:00の起床はとても辛い」となります。加齢とともに早朝に覚醒しやすくなり、妻には「じじい起き」とも言われ、一部の人から朝に強いと誤解されているようですが、やはり普通に3時起きはきついです。今日は330分の起床でした。ちなみにコースに到着時420分頃には駐車場に10台以上の車があり、皆スタートした後でスタートホールには誰も居らず、早朝利用の中では恐らく自分が最終客と思われます。十勝のゴルフ馬鹿の早起きは侮れません。
 
春は良いですね。桜が満開でした。つつじもきれいに咲いています。エゾリスが土を掘り返しています。フェアウエイの野うさぎのうんこを踏まないように気をつけましょう。~できれば脱糞は林の中でしてもらいたい。気のせいだと思いますが、スタート時と比べて最終ホールの頃になると(約4時間弱の間に)林の色の黄緑色が濃くなっているように見えます。気分はちょっと贅沢な里山の早朝ハイキングです。何よりもまだ虫が少ないのが良いですね。今日はグリーン上で2匹しかミミズを見ませんでした。

鳥の鳴き声もにぎやかですよ。ピーチクパーチクetc.「デデッボボー」:キジバト、「ホーホケキョ」:うぐいす~ぐらいしか自分には識別はつきませんが、ゴルフの調子が良ければ実に楽しく心も和みます。ところで、春先は芝生の管理上どうしてもグリーンが遅くなり、そのためパットが打ち切れずショートしやすくなりがちです。「ああ~また短かった...」と嘆いていると何故かしらあの鳥の鳴き声が耳に付いて来る。-「チビリ、チビリ、チビリ」-その3拍子を繰り返されると、自分の下手さが情けないやら腹が立つやらで、「チビリ、ビビリ、びびリ」に聞こえてくる。「俺のパットを馬鹿にしやがって!いつかあいつを焼き鳥にして食ってやる。」と善からぬ事を考えていると、次のホールでは間違いなくティーショットをミスしてしまいます。

ゴルフはメンタルなスポーツなのです。

2014年2月11日火曜日

ウィリス先生の身体診察ビデオ(その3)

お久しぶりです。ブログ管理担当のまさぞうです。

ここ数年、毎年元旦にG.C.ウィリス先生の身体診察ビデオを
見直して勉強するようにしています。

今年もほぼ1年ぶりに今は亡き大先生のベッドサイド講義に参加しましたが、
毎年少しずつ新しい発見があります。
http://www.youtube.com/user/masazo2008/videos

そもそもこのビデオは、
視診・聴診・触診といった基本的診察手技のお手本を記録する目的で、
2009年11月にカナダのウィリス先生の御自宅におじゃました際、
ぶっつけ本番の1回撮りで撮影されました。

大先生はその時すでに体調完全ではなく、
1時間あまりの撮影でかなりお疲れになったようでした。
撮影後、近くの町に昼食を食べに行った時、
起立性低血圧の前失神発作を起こされたことを思い出します。

事前に「身体診察のビデオを撮りたい」とお願いしておいたところ、
ウィリス先生御自身は今あるものとは少し違ったプランを
持っておられたようでした。
それでも撮影前日に
「短時間で全身をスクリーニングする方法を実演して下さい」
とお願いすると、すぐにこちらの意図をくんで下さり、
私の想像以上に素晴らしいものが出来上がりました。
(自画自賛ですね。)

このビデオの特長は、
世界最高レベルの臨床指導医による「本当に使える」身体診察の実演を、
世界のどこからでも無料で見られる、というところにあります。
画質は悪く、逆光で、当時のYouTubeの時間制限により
1本15分で3部構成のこまぎれビデオになってしまいましたが、
内容は市場に出回る高価な医療講義DVDを
はるかに上回っているはずです。

このビデオはウィリス先生の著書
「Dr.ウィリス ベッドサイド診断」
を補完する役割を持ちます。
特に打診、心臓や腹部の触診、腱反射弛緩時間の評価
といった最近あまり使われない診察技術は、
文章を読んだだけでは絶対に習得できません。
(そもそも現在の日本でこの種の診察技術を
実際に使える指導医が何人いるか・・・。)

私自身、身体診察についてはそれなりに詳しいつもりでしたが、
頸静脈圧の測定法について
「枕を入れて患者の上体を起こし、
患者の頸部を軽く圧して(外)頸静脈を見ればいいんだ」
とあっさり説明された時は、正直いって驚きました。

以前有名な某JC先生の臨床講義に参加したときには、
「外頸静脈では正確さに欠けるから」と
患者の頸部をいろいろな角度からペンライトで照らして
内頸静脈の拍動をみる技術を教えられました。
JC先生がやるのを見ると簡単そうでも、
自分でやると全然できません(笑)。

ウィリス先生に「外頸静脈でもいいんですか?」と尋ねたら、
「あぁ、どうせ外頸静脈と内頸静脈はつながっているからね」
とのこと。
「でも、先生の本(Dr.ウィリス ベッドサイド診断)には
『内頸静脈がどうしても見えない場合のみ外頸静脈を使う』
と書いてありますけど・・・」
とはとても言えませんでした(笑)。

またこのビデオの恐るべきところは、
Part 2の11分20秒あたりでウィリス先生が
「このルーティン診察ですべての主要な疾患を除外できます」
とさりげなくおっしゃっていることです。

呼吸器・循環器・神経系・消化器系・内分泌系など、
臨床医学のあらゆる分野を究めた人でなければ、
このセリフは吐けません。
身体所見を勉強したいが、最低限何を覚えればいいのか
分からない若いお医者さん、
また検査設備の少ない僻地の医院や、
訪問診療に従事する医療スタッフにとっては、
このウィリス先生の実演は本当に価値あるものになるはずです。

私自身、このビデオを制作したときには、
「バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ショパンといった
大作曲家が、自作を解説付きで演奏しているようなビデオだ」
と考え、医学界に大反響を巻き起こす(!)と期待しましたが、
残念ながらこれは誇大妄想でした(笑)。

しかし、本当によい医者になりたいと思う臨床医にとっては、
このビデオは値段をつけられない宝物です。
「所要時間7〜8分の身体診察でほぼすべての主要疾患を除外できる!」
もちろん無症状の早期癌なんかは無理ですが・・・。

皆さんもぜひ伝説の名医G.C.ウィリス先生の
ベッドサイド講義に参加してみてください。
最近アクセス数も頭打ちですし(笑)。

2014年1月21日火曜日

医師歓迎

寒中お見舞い申し上げます。
 同じ北海道でも、日本海側では例年以上の豪雪となっている地域がある一方、十勝地方は異常なほど雪が少なく、除雪の苦労がなくて道路も運転がしやすいですが、畑に雪が積もらないせいで土の凍結が進んでしまうため農作物への影響も心配されるそうで、良いことばかりとは言えないようです。
 さて、3月で当院を退職される2名の医師に代わって、4月から3名の医師が当院に来てくれることになりました。麻酔科医としての経験も豊富な中堅の精神科医1名と後期研修医2名で、当医局の平均年齢が5歳くらいは若返りそうです。後期研修医は2人とも一般病院での2年間の初期研修で救急医療の経験も豊富なため、身体管理などの面でも活躍が期待されます。1名は当院にとって久々の女性医師で、患者さんのご希望にも答えられるのではないかと考えています。
 ほかにも若手の精神科医で当院を見学に来ていただいた方があり、来年度以降も、常勤医、研修医、非常勤医師、当直医などあらゆる勤務形態で、医師募集を継続する予定ですので、地域医療に意欲のある先生は是非お気軽にお問い合わせください。見学ご希望の場合は、旅費の提供もご相談可能ですので、詳しくは当院のホームページをご覧のうえ、ご連絡ください。
 退職される先生には、これまでお世話になりました。今後のご活躍をお祈りいたします。(院長)

2013年11月3日日曜日

十勝のタンチョウ

ブログ管理担当のまさぞうです。

最近、NHKの「ダーウィンが来た!」でとりあげられ、
地方紙(十勝毎日新聞)でも記事になりましたので、
十勝川下流域にタンチョウを探しに行きました。

比較的大きな道路を車で走っただけですが、
いる、いる。
午後から家を出て、日帰り温泉に行く途中だけでも
全部で23羽のタンチョウに出会いました。


中には餌をあげているのか、
10羽以上の群れも・・・。


このままでいけば数年後には
この地域で普通にタンチョウが飛んでいる姿を
見られるようになるかもしれませんね。

(立ち姿もそうですが、
夫婦・親子で飛んでいる光景は
本当に美しいですよ。)


保護活動に関わっている皆様に
心からの感謝と敬意を表します。

2013年9月12日木曜日

当院の臨床研修プログラム

ブログ管理担当のまさぞうです。

来春から研修医の先生が1名入職されることになりました。
来年度の当院の主な臨床研修プログラムは以下の通りです。

●精神医学全般
UpToDateをテキストに、世界最新の精神医学について学ぶ。
→UpToDateは世界的に定評のあるオンラインの臨床医学データベースです。
各分野の権威が膨大な数の最新論文をフォローし、
それをもとに最新最善の診療指針を提供してくれます。
残念ながら現時点では記事本体の日本語版はなく、
精神科分野のサービスも最近できたばかりのため、
国内の精神科でこれを使って教育を行っているところは
そう多くないと思われます。
もともとはアメリカで作られたツールであり、
推奨されている薬も米国基準です。
このため日本でそのまま適用するのは難しい部分もありますが、
現在の日本の臨床精神医学の流れは、
アメリカから始まったものが何年後かに日本に導入される、
というパターンなので(DSM-5をみれば分かりますね)、
アメリカの最新のスタンダードを勉強しておけば将来必ず役に立つでしょう。

●精神科医のための臨床身体医学
「小テストで学ぶフィジカルアセスメント」
「Dr.ウィリス ベッドサイド診断」などをテキストに、
精神科臨床の現場で必要な内科系臨床診断学の基礎を学ぶ。
→必ずしも検査・処置の設備が充実しているとはいえない精神科医療機関で、
緊急に身体合併症の診断・治療にあたらなければならない場面もあります。
病歴と身体所見をもとにベッドサイドで診断を下し、
必要な初期治療を行う技術を教えられる病院は多くありません。
当院では精神科臨床でよく遭遇する身体疾患に対して
ベッドサイドでどうアプローチすべきか、
その基本を学ぶことができます。

●大人の発達障害治療プログラム
当院では全国に先駆けて
「大人の発達障害入院治療プログラム」を開発・運用しており、
おとなの発達障害の診断と治療について学ぶことができます。

●定期外来尿検査を用いた覚醒剤依存症治療プログラム
臨床現場で治療に難渋する覚醒剤依存症患者に対して、
非専門医でも対応可能とする方法を学べます。

●精神科臨床論文の作成指導
日本語の精神科臨床論文については発表実績があり、指導可能です。
(筆頭著者として東端憲仁、枝雅俊で検索してください。)

常勤医・研修医はまだ募集しております。
よき精神科臨床医になりたいという先生方の御応募をお待ちしております。

2013年9月1日日曜日

夏休み

 8月も終わり、本州では多くの学校で今日が夏休み最後の日で、夏休みの宿題に追われているひとも多いでしょう。しかし北海道ではお盆開けには夏休みが終わって、とっくに学校も始まってますので、そのあたりは高校(+予備校)まで横浜にいた自分としては、今でも感覚的にピンと来ない感じがします。しかしすでに秋の気配がただよい、テレビではスタッドレスタイヤや除雪機のCMが流れているのをみると、夏どころかもう冬がきてしまう感じになり、納得せざるを得ない部分もあります。  医局ではみな時期をずらして夏休みをとっています(公務員なので、7~9月に夏休みが取得できます)。わたしは9月に夏休みをとって、子供を連れて東京方面の旅行を計画中。スカイツリーや、子供がドラえもん大好きなので、川崎にある藤子不二夫ミュージアムなどを検討中。アニメのドラえもんは、自分が見ていた当時とは絵も声も変わっていて、当初はかなりの違和感をおぼえましたが、子供と一緒にみているうちに慣れるもんなんですねえ。ドラえもんの声は大山のぶ代以外にないだろう、と思ってましたが…。 (医局員S)

2013年7月1日月曜日

常勤医募集再開しました

 ブログ管理担当者のまさぞうです。

 当院の医師が1名、ご家庭の事情で退職されたため、
精神科常勤医の募集を再開することになりました。

 退職された先生は1年9ヶ月間の在任期間でしたが、
何とか当院で精神保健指定医の申請に必要な症例を集め、
レポートを書き上げられたそうです。

 北海道十勝といえば、本州の皆さんからは
遠い異国のようなイメージかもしれません。

 しかし実際住んでみれば
「日本のカナダ」のような気候に、
国内最高クラスの食べ物、
また素晴らしい北海道の自然に触れられる、
日本人にとって最高の住環境だと思います。

 御興味をお持ちの方は、当院までご連絡下さい。